LINEの速報で受け入れ難い文字が目に飛び込んできて
喉がヒュッと鳴ったのがわかった。
チバが死んだ
その報せは、11/26のことだったけど、
昨日はとても寒くて曇っていて
なんとなく泣けなかった。
アベが亡くなったのが知らされた日は晴れていたのを覚えてる。
しかも日食の日だったかな。
太陽を掴んでしまったのだなと本当に思ったんだ。
私の青春、というか。
なんていうか、チバは特別な存在で。
自分とは全く違う世界を生きていて
そうなりたい、と憧れるわけではないんだけど
チバがいて、歌ってくれるから、頑張れるっていうか
色んな意欲が湧いてくるっていうか
とにかく、いてくれて良かったなあと思わせてくれる人でした。
私の知らない世界を教えてくれてありがとう。
ガレージパンクの入り口は、間違いなくミッシェルだった。
とれだけ長くバンドをやってても
コンスタントに新譜を出してくれるし、常に現場にいる気がしてた。
ライブ至上主義だったよね。
バースデーは初期こそ難解で
曲も長いしwとっつきにくさ満載だったと思うけど
どんどん削ぎ落とされていって
歳を取れば取るほどキャッチーになっていって(フジケンの功績も大いにあると思うけど)それが本当にすごいことだと思ってた。
チバ以外がうたったらサムすぎる歌詞の世界観も
チバじゃなきゃ響かないようなサウンドも
全部ぜんぶ、ほんとうに、宝物だなって思います。
割と最近読んだインタビューで、
締切落としたことない
って話してて
そうだよな、こんなに長くやってられるのは根底に「真面目」があるからだよなと思ったんだよなぁ。
破天荒だったり、酒クズエピソードたくさん出てくるけど
鹿野さんもTwitterに書いてたけど、本当はアルコールは強くなかったんだと。
酒量が増えるのは「何か」の裏返しだったんだなと今となっては思います。
昨日は次女が発熱して
長女も調子悪くて薬飲んでるから変な時間に寝てしまって
そりゃもう、ほんと、ワンオペの限界をビシビシ感じて、悲しんでる暇がなくてね
こうやって私の生活は続くし、
これからもその私の生活に、必ずチバの歌声は響き続けるんだと確信している。
ただ、あの声で、また新しい曲を聴くことができないという事実は到底受け入れられない現実だなと思ってる。
いつか、もうすこしこの事実が自分の体に染み入って、理解できるようになったら、頭が痛くなるくらい涙が出るのかな、と。
そんなことをぼんやりと考えています。
あー、ほんとは嘘でしたって
笑って戻ってきてくれれば良いのになぁ。